IdeaPad Slim 560 Proの16インチモデルを使っているのですが、手持ちのPD対応充電器で充電をしていると充電中だけ処理速度が遅くなる問題が発生しました。
色々調べた結果、充電器の出力不足だとわかりました。
同じような状況でお困りの方は、最後まで読んでいただければと思います。
30Wの充電器だと不安定になる
使用していた充電器は、こちらのAnker PowerPortで、単一ポートの最大出力は30Wになります。
DELLのXPS13でも使用していた充電器で、そのときは全く問題なかったのですが、LenovoのIdeaPad Slim 560 Proだと、なぜかCPUの処理速度が極端に低くなる問題が発生しました。
こんな感じで、CPUの速度が0.57GHzくらいになり、すべての動作がカクカクします。
ただ、問題なく使えるときもあったのでイマイチ原因がわからなかったのですが、充電中でもバッテリーが少しずつ減っていたので、充電器の出力不足を疑うことに。
パソコンの消費電力を確認してみる
当方のIdeaPad Slim 560 Proは、AMD Ryzen 7 5800HのCPU搭載するモデルで、付属の充電器は95Wになります。
もうこの時点で、出力不足であることはわかるのですが、念のため以下のケーブルで実際の消費電力を測定してみます。
軽めの処理(音楽を聞きながらウェブブラウジング)の場合、15Wくらいでした。
次に重めの処理(NOXプレイヤー2つ起動しながらウェブブラウジング)の場合、57Wくらいでした。
処理内容でかなりの差があることがわかりました。
だから30Wの充電器でも問題なく充電できるときがあったんですね。
逆に消費電力が高いときは、パソコン側がCPUの処理を下げて省電力モードになってしまうんかな?
65Wの充電器に変更したら安定した
今回の測定で57Wでていたので、65Wの充電器を購入し確認します。
充電器の詳細は以下の記事でレビューしていますので、気になる方はチェックしてみてください。
とりあえずちゃんと充電は可能です。
NOXプレイヤー2つ、音楽アプリ、クロームを起動した状態でもCPUの処理速度は低下していません。
まとめ
充電中だけパソコンの処理速度が遅くなる原因は、充電器の出力不足でした。
調べてみると同じ現象の方もいたので、一度充電器の見直しをしてみてください。
もちろんケーブルも充電器以上の出力に対応している必要がありますのでご注意を。
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